どこでやるか

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どうも、アキです。

完全に釣りなトップ画とタイトルですが、決して僕の性癖の話ではありません。

 

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何かをする時、"何をするか"、”誰とするか”とか人それぞれ重要視することがあると思うのですが、自分にとって、地理的な意味での"どこでするか"って、すげぇ優先順位高いんだなって、先日思ったので、その話を。

 

このことを自覚したきっかけとして、まだ米国滞在期間の半年も経っていないのですが、学生の内に行っておきたい国が2つ出来たんですね。

 

1つ目はイスラエル

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界隈の人からしたら、はいはいってなる位、スタートアップが盛んな国で、米国NASDAQへの上場数は米国に次ぐ2位である。

イスラエルでは、町中がスタートアップだらけらしい。

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Why is the Israeli startup ecosystem one of the most dynamic in the world? | LeWeb Blog

Israel Startup Map

 

なんで、こんなにスタートアップが盛んかというと、色々理由はあるのだろうけど、1つに僕が生まれた1992年に施行された、Yozmaプログラムという政策が大きな理由の1つらしい。

ベンチャーへの投資を目的とした、政策であり、イスラエル政府・外国のVC・イスラエルのVCの3者によるVCの支援をする政策である。

海外、特に米国のVCを参入させたことで、イスラエルのVCの底上げ、イスラエルの企業エコシステムの形成に繋がった(めっちゃ、はしょったw)。

今回は、本題ではない&勉強不足なので、また別の機会にイスラエルをテーマに記事を書きたいと思う。

700万人の人口で世界に照準を当てるイスラエルの新産業創造

VC In Israel: What, Who & The Future Of Startup Investing | OurCrowd

 

何が言いたいかというと、ミサイルが飛んでいるなか、町中がスタートアップで活気づいているイスラエルに学生の内に行ってみたいという話です。

 

もう一つの行ってみたい国は、中国・深圳。

 

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Appleをはじめ、色んなハードウェアの工場が集まることから、部品が安く手に入るということで、実は米国からもスタートアップやVC、インキュベーター(スタートアップの学校)も進出してきており、アジア随一の起業エコシステムが出来てきているらしい。

しかも、中国という土地柄、色んなクオリティが高いかつクリエイティブな偽物製品が充実しているらしく、世界で類を見ない環境になっているらしい。

イスラエルと同様、本題ではない&勉強不足のため、これも今度ゆっくり記事にしたい。

中国・深川訪問記:世界の製造業のエコシステムを訪ねて - Joi Ito's Web - JP

米西海岸と急接近、中国深圳や香港、台湾に根付くハードウェアスタートアップの今 - TechCrunch

 

で、本題に戻る。どこでやるか?

この2つの地域に行きたいと思った時に、自分がなんでシリコンバレーに来たかと思った時に、多分この地特有の起業エコシステムに一番興味があったんだな、って自覚しました。

 

シリコンバレーモデルの基本戦略は、クラスターを構成するいずれかのスタートアップ企業が、革新的なビジネスに関する有力な方向性を見出した場合、これに資金供給することによってビジネスを具現化することを試みるというものですが、この基本戦略が、VC、大学教授、弁護士その他のアドバイザーなどを情報媒介者・投資家として、クラスター全体にあまねく浸透し、共有されている点に最も大きな特徴があります。

シリコンバレーのひみつ

 

クラスターとか、俺もよく分からないワードを含んで、引用してみたけど、要はスタートアップ・VC・大学(教授)が近しい価値観で、密接に関係を構築して、起業のしやすい環境が、ここでは形成されている。

 

この点は、僕も実際こっち来てから実感したことの一つで、インターン先にもスタンフォードの教授がいるし、スタンフォードにStartXというインキュベーターがあるし、最先端の技術を研究している大学から、スタートアップが生まれ、そこにVCが資金をいれて、教授などからアドバイスを受けながら、成長していく。

 

で、成功したら、そのCEOとかは、VCやインキュベーターにいって、アドバイザーとして、また新しいスタートアップを育てていく。

ざっくり、書くとこういう環境が、ここにはあって、自分はその環境の中に1プレイヤーとして入りたい欲求があることに気がついた。

 

正直、別に自分はスタートアップやテクノロジーオタクではない。

最新のヘルスITやウェアラブルのデモ会に足を運ぶよりも、女の子と遊びたいし、なんなら、電子版のジャンプを家で読んでいたい位だ。

でも、なぜ休学までして、ここに来たかを考えたときに、ミクロなテクノロジー1つ1つよりも、マクロなこの地特有の環境に興味があり、ここに入りこんで仕事をしてみたかったんだな、と今更自覚した。

 

だから、同様に特有なエコシステムがあるといわれている、イスラエルと深圳には足を運んで、出来れば今と同様、その環境に片足つっこんでみたいなって思う。

 

以上、地理的な意味での"どこでやるか"ということが自分にとって優先度の高いことを自覚したという話でした。

"何をやるか"、そしてそれが出来ることが大前提なことは重々承知なので、今後も精進して、まずは何者かになることを目指します。

 

アキ