パラレルワールド思考法と人生ピーク先延ばし論

めちゃくちゃ久しぶりの更新。

その後人生2回目の転職を行い、事業会社へ。

担当業界は狭まりながらも、投資・M&Aの専門職から、事業担当もするようになり、いわゆるT字型のキャリア展開中。

世界が広がりながら、20代で築いた知見の専門性を違う畑だからこそ感じており、学びと自己肯定感の高い日々を過ごしている。

近況はこれ位にしておいて、直近意識している2つの論点を備忘として記事に残しておきたい。

1つは、パラレルワールド思考法と勝手ながら名付けている考え方。

上の画像が比較的近いのだが、20代後半、特に息子の成長を見ながら思うようになったのだが、取りうる自分の人生のパラレルワールドの中で今の自分がどの位置にいるのか?というのを定期的に考えるようにしている。

自分に甘い私は、パラレルワールドの中で上位20%位の自負はあるのだが、そういう感覚的なものではなく、自分のターニングポイントを具体的に振り返り、自省しつつ、改善・悪化していたらどうなっていたかを他のパラレルワールドの自分と比較し、想像する。

この思考法は非常に気に入っており、何より人と比較しなくて良く、ヘルシーである。

もちろん、人と比較することからくる、妬みや嫉妬による馬力は半端ないのだが、サステイナブルではない。

人生が長期戦であることに気づきつつある、今としては悪くない思考法だと最近思っている。

 

もう一つが、自分の人生のピークはいつなのか、という、最近焦る気持ちが正直ある。

人との比較は上記で一定程度整理できうると思うが、どこかでピークがあるのだろうなという漠然とした不安は感じる。

またしても自分に甘い私は、多少の上下はあれど、トレンドとしては右肩上がりで、直近数年が最高水準と自負している。

なにを持って高い/低い水準と判断とするのかの論点については人によると思うが、私の場合は①家族・友人との関係性、②趣味の満足度、③仕事の満足度の3つが重要度が高く、3つとも一定程度超えていると水準高いと自己評価する。

①の家族・友人との関係性は、アンコントロールな面もあるし、病や死が加齢と相関するからには、ピークはどうしても出てくる。

②の趣味の満足度も、スポーツが趣味な私からするとピークはやはり出る。

③の仕事については、時間だけでなく、会社の業績や職場環境等の外的要因の要素が多く、更にコントロールが難しい。

結果、今が人生のピークなのでは?という焦りと隣合わせで日々過ごしている。

今がBestの前提で日々を全力で生きれば良いといいのは、もちろんのこと、仕事よりも先に家族・友人関係や趣味が幸福度の構成要素として挙がってくる私にはヘルシーな思考法ではないと正直思う。

 

以上、最近気にいっているパラレルワールド思考法と落とし所に悩んでいる人生ピーク論を備忘として殴り書きで記事に残す。

気が向いた時に、清書しながら整理します(多分しない)

 

アキ

モブ大学生クビになる

どうもアキです。

もうご存知の方も多いと思いますが、会社を退社することになりました。いわゆる解雇というやつです。

 

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ちょっと盛ってるけど、まさに写真みたいなイメージで金曜の勤務終了30分前に知らせれて、社内の荷物まとめて退社。

また、ビザの関係上4月の末には出国する必要があり、200日位あった留学生活が一気に2週間位になりました。

今回は、なんで解雇という結果になったのかの自省と気づきについて書いていきます。

 

◆なんで解雇になったんだろう

理由は色々あると思うんだけど、会社側から言われた理由としては、

・今後は資金調達・最終的な投資判断ができ、かつ長期滞在の出来る人材が欲しい

・ただし、学生で経験が浅く、今の僕には上記の仕事を任せることは難しい

・会社として、今後僕にこれ以上の経験を与えることは難しいという判断になった

主な理由は、こんな感じでした。


重要なのは、なぜ"今の僕には上記の仕事を任せることは難しい"という評価になったのか。

これについては、会社からの信頼を築けなかった僕自身に原因があるし、反省する必要があると思ったので、悶々考えました。

で、自分なりに出た一つの答えとしては、「仕事に完璧を求める姿勢がなっていない」というのが一つの原因だな、と。

赤裸々に書くと、自分のこれまでの学生生活を振り返ると、自分の抱えた仕事を100%でこなせた経験って数える位しかないんですよね。

基本的に、とりあえず形にして最低限はこなす。

ただ、前のめりにやっているようには見える。

多分、これが実際の僕の姿だと思います。

 

これまでの活動を取り上げてみると、営業を担当していた某学生団体では、7-8割の完成度で終わらせて、残りは周りまかせ。

ただ、もってくる案件がでかいので、組織内での評価はそこそこされる。

 

短期インターンや社会人の非営利団体的なやつでは、学生なのにこんなとこいてスゴいねーとか、君とんがってるねー、って言われて調子に乗る。

要は、これまで表面的な面での評価に甘んじて、実際の実務等で評価される環境に身をおいたことはなかった。

 

で、今回の長期インターン

これまでの環境とはうってかわって、学生という立場で見られず、会社の組織の完全に一部に組みこまれる。

今ままでは表面的な部分での加点評価の環境だったところから、一気に実務ベースの減点評価の環境にうって変わった。

で、結果として、

仕事を任される

→7-8割の完成度で終わらせる

→評価/信頼が下がる

→任せられる仕事が減る(少なくとも増えない)

→任せられる仕事を任せる

→7-8割のry

.....

→見込みがなくなる

→クビ

という結果になったのかな、と。

 

出国前に、父親から「仕事は相手の予想を超えてはじめて評価される。任された仕事をこなすだけでは評価されないことを肝に命じておけよ。」と言われていました。

解雇されて、はじめて本当の意味でこのことに気づいた。

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 今回身をおいた環境は基本、減点方式の評価環境で、加点してもらうには生半可じゃない成果を上げる必要があった。

その評価環境の変化に気づかず、今まで同様、不完全な仕事を繰り返した末路だな、と今更ながら反省しています。

 

◆もしも今社会人だったら

解雇されたということは、もしも今僕が社会人だったら職探しをすることになる訳です。

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会社そして、社会から問われることになると思います。
「で、君何ができんの?」と。

このことを想像した時に、今の自分に上記質問に応えられるスキル・資格がないことに非常に危機感を感じました。

会社は守ってくれない。
肩書きに依存するな。
個で評価される人材になれ。etc...
と散々、耳にはしてきましたし、分かった気になってましたが、実際に自分がその立場になりうる今回の経験をしたときに、それが実感できました。

僕が思っていた以上に、世間は厳しいし、何かに依存してはいけない。
手に職つけておかないと、這い上がることは本当に難しいな、と実感ベースで気づきました。

今迄、自分の興味と夢への相関度だけを考えて、活動やインターンをしてきたけど、今後は、自分が上記の質問に応えられる一プロとしての人材を目指して、時間を使っていきたいな、と。

ひとまず、まだ完全には整理ついてないけど、今回の解雇についての自省と気づきに関しては、今のところこんな感じ。

解雇になってしまった事実は、変えられないので、ちゃんと整理して次に活かします。

アキ

 

 

 

 

 

ないから作る-ラーメンと日本酒とスタートアップ-

どうも、アキです。

更新めっちゃ久々になりました。

明けましておめでとうございますですね。

 

色々ありますが、楽しく前向きにやっています。

ボルダリングと筋トレの継続で、アメリカ来てから10キロ以上の増量に成功し、人生初の70キロ台に突入しました。

せめて、身体だけはアメリカナイズして帰ります←

 

さて、本題。

「ないから作る」

 

ご近所さんに、半導体メーカーのエンジニアさんがいるんですけど、正直こっち来てから一番インパクトありました。

というのも、本職エンジニアでありながら、ラーメンを自分で作っている。

しかも、クオリティがハンパじゃない。

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二郎

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中本

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オリジナル各種。。。

 

中国スーパーで骨を仕入れて、徹夜してスープを作り込む姿はまさに、職人。

 

日本にいる時、週7でラーメンを食べていた僕にとっては、アメリカに来たらラーメンが遠い存在になるのでは、と懸念していたのですが、見事に解消してくれました。

いつもあざます。

 

このラーメン職人さん、、、じゃなくてエンジニアさんの言葉が最近、ずっと頭に残ってる。

「ないから作る」

 

日本にいた時から、ラーメン屋を食べ歩いていたラーメン通ではあったそうですが、実際作り始めたのは、渡米してからとのこと。

 

渡米したはいいが、ラーメン通の自分からしたら満足のいくラーメン屋が”ない”。

じゃあ、作るか!

 

ってことで、今にいたるというらしい。

スゲーな!そして、ラーメンうめー!!!!

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で、いつも終わるんですけど、今日はもう少し踏み込んでみる。

 

「ないから作る」

 

先日同じことを実践している方々にお会いしたので、取り上げさせていただく。

 

Sequoia Sake Companyさん。

Sequoia Sake Company - サンフランシスコ - 醸造所 | Facebook

 

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サンフランシスコ初の酒蔵さんで、倉庫街に秘密基地のようにある。

まだ、ラベリングもされていない、いわば日本酒界のスタートアップですね。

 

ここの創業者さんも同じで、シリコンバレーに美味しい日本酒がない。

じゃあ、自分たちで作るか、と現在に至るそう。

 

「ないから作る」

ラーメン・日本酒と全くTech系と関係ない例を挙げたんですが、これぞエンジニアであり、それをスピード感もって実行するのが、スタートアップじゃないのかな、と。

(起業家でもエンジニアでもない自分が言うのも気が引けますが。)

 

「世界中の情報を整理するサービスがないから、Googleを作る」

「誰もが編集できる辞書がないから、Wikipediaを作る」

スマートフォンで操作できる照明がないから、スマート照明を作る」

イノベーションとか、言葉だけが一人歩きしてるけど、結局元をたどれば、

「ないから作る」

が一つの原点なんじゃないかな、と。

 

それを実行に移して、結果起こるのがいわゆるイノベーション、技術革新なんじゃないのかな、と。

自分で書いてて、当たり前のこと書いているように思えたんだけど、自分的にはこの実感を忘れずに、今後「ないから作る」の考えに接していきたいな、と。

 

さらに、もうちょい踏み込んでみる。

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反発されるかもしれないし、当たり前と言われるかもしれないけど、ラーメンとサービスって一緒じゃね、って最近思う。

言い換えれば、ラーメン食べる時、食べる側って”いただきます”/”ごちそうさまでした”って言うけど、サービスに対しても、その姿勢を持つべきなんじゃないかな、って思う。

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近所のエンジニアさん(ラーメン職人さん)が徹夜で、ラーメン作っていただいている姿をみて、ありがたいな、といつも思う。

改めて、いつもご馳走様です。

そして、世にサービスを出そうとしてるスタートアップは、その何倍も時間を費やしている訳で。

 

今、VCでいわゆる”見る側”として、日々スタートアップを見させてもらってるんだけど、この姿勢は大事にしていきたいな、と思う。

 

もちろん、客観的に、時には批判的に見ることは大事だと思うんだけど、まずは世の中に新しいサービスを出してくれてありがとう!使わせていただきます!見させていただきます!って姿勢はもてるような人になりたい。

 

そういえば、ラーメンといえば、昨年末一風堂がクールジャパンから資金調達してて、物議醸したけど、個人的には「ないから作る」を実践しているところへの出資で素晴らしいことじゃないかな、と思う。

一風堂のもやし美味いし、ランチタイムはご飯お代わりし放題だしね!

 

全文表示 | なぜ「博多一風堂」だけ特別支援? クールジャパン機構に疑問の声も : J-CASTニュース

 

ただ、一風堂NY店に大好きなモヤシのナムル置いてないし、ご飯お代わりなかったから、ぜひ今後はその点での「ないから作る」を一風堂ないし、他のNYのラーメン屋さんがしてくれたらいいな、と。

 

留学もいよいよ折り返しました。

日本で、一風堂のもやしでたらふく白米食べる日を楽しみに、引き続き頑張ります。

 

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追記(2015.3.26)

このブログ更新しばらく、一風堂のもやし食べたい禁断症状が収まわらなかったので、自分で作りました。

ビバ!クックパッド!

これぞ、ないから作る←

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どこでやるか

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どうも、アキです。

完全に釣りなトップ画とタイトルですが、決して僕の性癖の話ではありません。

 

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何かをする時、"何をするか"、”誰とするか”とか人それぞれ重要視することがあると思うのですが、自分にとって、地理的な意味での"どこでするか"って、すげぇ優先順位高いんだなって、先日思ったので、その話を。

 

このことを自覚したきっかけとして、まだ米国滞在期間の半年も経っていないのですが、学生の内に行っておきたい国が2つ出来たんですね。

 

1つ目はイスラエル

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界隈の人からしたら、はいはいってなる位、スタートアップが盛んな国で、米国NASDAQへの上場数は米国に次ぐ2位である。

イスラエルでは、町中がスタートアップだらけらしい。

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Why is the Israeli startup ecosystem one of the most dynamic in the world? | LeWeb Blog

Israel Startup Map

 

なんで、こんなにスタートアップが盛んかというと、色々理由はあるのだろうけど、1つに僕が生まれた1992年に施行された、Yozmaプログラムという政策が大きな理由の1つらしい。

ベンチャーへの投資を目的とした、政策であり、イスラエル政府・外国のVC・イスラエルのVCの3者によるVCの支援をする政策である。

海外、特に米国のVCを参入させたことで、イスラエルのVCの底上げ、イスラエルの企業エコシステムの形成に繋がった(めっちゃ、はしょったw)。

今回は、本題ではない&勉強不足なので、また別の機会にイスラエルをテーマに記事を書きたいと思う。

700万人の人口で世界に照準を当てるイスラエルの新産業創造

VC In Israel: What, Who & The Future Of Startup Investing | OurCrowd

 

何が言いたいかというと、ミサイルが飛んでいるなか、町中がスタートアップで活気づいているイスラエルに学生の内に行ってみたいという話です。

 

もう一つの行ってみたい国は、中国・深圳。

 

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Appleをはじめ、色んなハードウェアの工場が集まることから、部品が安く手に入るということで、実は米国からもスタートアップやVC、インキュベーター(スタートアップの学校)も進出してきており、アジア随一の起業エコシステムが出来てきているらしい。

しかも、中国という土地柄、色んなクオリティが高いかつクリエイティブな偽物製品が充実しているらしく、世界で類を見ない環境になっているらしい。

イスラエルと同様、本題ではない&勉強不足のため、これも今度ゆっくり記事にしたい。

中国・深川訪問記:世界の製造業のエコシステムを訪ねて - Joi Ito's Web - JP

米西海岸と急接近、中国深圳や香港、台湾に根付くハードウェアスタートアップの今 - TechCrunch

 

で、本題に戻る。どこでやるか?

この2つの地域に行きたいと思った時に、自分がなんでシリコンバレーに来たかと思った時に、多分この地特有の起業エコシステムに一番興味があったんだな、って自覚しました。

 

シリコンバレーモデルの基本戦略は、クラスターを構成するいずれかのスタートアップ企業が、革新的なビジネスに関する有力な方向性を見出した場合、これに資金供給することによってビジネスを具現化することを試みるというものですが、この基本戦略が、VC、大学教授、弁護士その他のアドバイザーなどを情報媒介者・投資家として、クラスター全体にあまねく浸透し、共有されている点に最も大きな特徴があります。

シリコンバレーのひみつ

 

クラスターとか、俺もよく分からないワードを含んで、引用してみたけど、要はスタートアップ・VC・大学(教授)が近しい価値観で、密接に関係を構築して、起業のしやすい環境が、ここでは形成されている。

 

この点は、僕も実際こっち来てから実感したことの一つで、インターン先にもスタンフォードの教授がいるし、スタンフォードにStartXというインキュベーターがあるし、最先端の技術を研究している大学から、スタートアップが生まれ、そこにVCが資金をいれて、教授などからアドバイスを受けながら、成長していく。

 

で、成功したら、そのCEOとかは、VCやインキュベーターにいって、アドバイザーとして、また新しいスタートアップを育てていく。

ざっくり、書くとこういう環境が、ここにはあって、自分はその環境の中に1プレイヤーとして入りたい欲求があることに気がついた。

 

正直、別に自分はスタートアップやテクノロジーオタクではない。

最新のヘルスITやウェアラブルのデモ会に足を運ぶよりも、女の子と遊びたいし、なんなら、電子版のジャンプを家で読んでいたい位だ。

でも、なぜ休学までして、ここに来たかを考えたときに、ミクロなテクノロジー1つ1つよりも、マクロなこの地特有の環境に興味があり、ここに入りこんで仕事をしてみたかったんだな、と今更自覚した。

 

だから、同様に特有なエコシステムがあるといわれている、イスラエルと深圳には足を運んで、出来れば今と同様、その環境に片足つっこんでみたいなって思う。

 

以上、地理的な意味での"どこでやるか"ということが自分にとって優先度の高いことを自覚したという話でした。

"何をやるか"、そしてそれが出来ることが大前提なことは重々承知なので、今後も精進して、まずは何者かになることを目指します。

 

アキ

海の上の隠れ家〜houseboat〜

サンフランシスコからゴールデンゲートを渡った北にサウサリートという、芸術家が多く住む港町がある。

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ひたすら、岩を積み上げるおっちゃんが有名だ。

 

昨日、友人とそこを観光していた時に、海に浮かぶカラフルな家々の写真のポストカードを雑貨屋で見つけた。

どうやら、houseboatというとこらしく、興味半分で、現地へ。


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なんとも奇妙な場所だった。
家と呼べばいいのか、船と呼べばいいのか、奇抜でクリエイティブな建物が何百健と海に浮かび、人々が住んでいる!

 

散策していると、犬がいた。

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30分くらい犬とじゃれていると、飼い主が現れた。

 

犬達がなつくのは珍しいということで、僕たちを彼女の家?船?に招きいれてくれた。

 

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家?船?に入り、彼女が、ここに住むことになった経緯に耳を傾けていた。

20数年前に安い船を買い、海の上に住みはじめたらしい。

今はガーデンデザイナーをしているそうだ。



話をしていると、今日近くの船でクリスマスパーティーがあるから、おいでよ、と言ってくれた。
行くしかない。

ということで、僕たちはトナカイのイルミネーションが可愛らしいS.S Maggy号?宅?のクリスマスパーティーに招いてもらった。


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入ると何故かウェイターが待機しており、見たこともない料理と美味しいシャンパンやワインを振舞っている。
翌日調べてみると、S.S Maggie号は1870年に作られた由緒正しい船であった。

僕らは、とんでもないパーティーに呼んでもらっていたことに、翌日になって気付いた。


The S.S. Maggie Video : Extreme Houseboats : Travel Channel


The SS Maggie

 

 

会う人会う人に、俺の船も見にこい!と言われ、その度にパーティーを抜けだし、個性溢れる、船?家?を見せてもらう。
皆、自分の住処に自信と誇りを持っていた。

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その中で、一人ある学者と仲良くなった。

名をテッド・ネルソンという。

僕の敬愛する伊藤穣一さんとも繋がりがあるらしく、

紹介してくれたおっちゃんに、この人はめっちゃすごい人だから、あとでググれ!

言われたので、翌日ググってみた。


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テッド・ネルソン - Wikipedia

http、Hypertext Transfer Protocolのハイパーテキストの概念を作った人だった。

スゴい人だった。

お礼メールは送ったが、もっとガッツかなかったことと、その場でググらなかったことを死ぬ程後悔している。

明日野郎は馬鹿やろうですね、はい。

 

あと、スーパー少年もいた。

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彼は9歳で、音に合わせて光る卵と、自動コマ回しマシーンとかを作っていて、

披露してくれた。

パーティーでは、彼と一番長い時間を過ごさせてもらった。

 

スゴく豊かで楽しい土曜日だった。

また、是非足を運ばせてもらいたいと同時に、

9歳の少年ですら、俺はこれやってるんだぜ!

と胸を張っていることに刺激をうけた。

 

僕は彼を、こっちで出会って一番尊敬した。

 

アキ

 

 

 

 

近況報告(旅行とか引越しとか)


どうも、アキです。
久々の更新です。
日本から再出国して、3週間位経ちました。

日本での厄払いのおかげか、最近はトラブルなしに、過ごせています。
簡単な近況報告を。

◆引越し

唯一の厄払い後のトラブルだった、家の追い出しも、親切な知人の家に置かせてもらえることになり、無事解決。
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一昨日から、住ませてもらってます。
リビング住みだけど、テニスコート温水プール・卓球台・ビリヤード台・映画館完備の超快適空間っす。
家賃も、前のとこの2/3以下になり、ありがたい。

◆旅行

3週間の間に、ハワイとラスベガス&グランドキャニオンに旅行しました。
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サンノゼ帰るのに、経由するってことで、勢いで実行にうつしたハワイ旅行ですけど、めちゃくちゃ楽しかった。

思い出としては、自称サーフィン忍者にサーフィン教えてもらったこと。
あと、ブロンドギャルのナンパに成功したら、まさかのパパ同伴のJKで、パパに連れ去られたこと。

次は、女の子と一緒に行きたいです。。
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先週は、サンクスギビングというアメリカの祝日で4連休だったんで、日本の友人達とラスベガス&グランドキャニオン旅行行ってきました!

ドライバー俺、一人で往復2500キロ以上。
Googleマップで見ると、北海道から鹿児島wwww
旅行は、せっかくなんで、ムービーにまとめました。
よかったら、見てね。

http://www.youtube.com/watch?v=p5f-iHbH_3c&feature=youtu.be

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カジノは、140ドル搾取されましたw

年末・年始はNY行きます。

って、なんか遊んでばっかっぽいけど、ちゃんとインターンもやってます。

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ボスの日本での講演会で紹介してくれたらしく、参加してた後輩から写真きたw
無給から、超少額てはありますが給料も出ることになりました。
昇級目指し、今後も頑張ります。

まー、そんな感じのダラダラと近況報告でした。
厄が払えたおかげか、落ち着いた毎日を過ごしてます。
このまま続くといいなー。

では、またトラブル(ネタ)が出来た頃に。

アキ





モブ大学生、家を失う

どうもアキです。

 

現在、一時帰国中の身です。

やはり、実家はすばらしい!

そして、素晴らしい友達たち!

ビバ日本!!!!

 

という帰郷を満喫している僕に、

一通の悲報が届きました。

 

家を失いましたw

正確に言うと、家主に今月いっぱいで契約を破棄されることになりました。

 

僕にも非はあるのですが、かなり神経質な家主で、

入居後しばらくしてから、あまり良い関係を築けていなかったのですが、

電気をつけっぱなしで僕が日本に来たらしく、それで堪忍袋の尾がキレたらしいです。

(電気をちゃんと消した記憶があるので、追い出すためにでっちあげられた可能性有り。)

 

以下、メールの原文。 

HI Aki,

 

Are you currently in Japan or US? We noticed the light in your room has been on for several days... 

 

As we discussed months ago, our contact ends as of today Nov 1st, 2014. After this, the renting becomes month to month. 

 

However, due to several past incidents and personal safety concerns (unlocked/opened front doors) and after careful consideration, I've decided not to continue the renting agreement with you. Please consider this email as a 30-day notice and vacate the room on or before Dec 1st, 2014. 

 

I apologize if this may cause any inconvenience to you. If you need any assistance in looking for new place or have questions regarding to the original signed contract, please let me know. 

 

Regards,


 

、、、

 

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君ってー君ってーry

 

ということで、帰国後最初のタスクとして新居探しになりそうです。

部屋以上に家主との相性を重視に探したいな、と。

 

ホームレスは勘弁なので、頑張って探します。

 

ではでは、あと1週間弱の日本滞在を満喫します。

 

アキ